Entries from 2020-07-07 to 1 day

酒・女・文学

ヨハン・シュトラウス2世の円舞曲ワルツに「酒・女・歌」というものがある。私は若い頃、円舞曲はほとんど聴かなかった。もっぱら、交響曲ばかりで、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、ジャン・シベリウス、リヒャルト・シュトラウスなど、孤独、闘争、…

悪酒

酒が急に飲めなくなった。 飲んでもすぐに酔ってしまうし、それも大してうまくないのだ。身体、とりわけ肝臓がSOSを発しているのではないか。 普段、飲んでも顔が赤くならないので、自分は酒に強いものだと自認していたが、案外、脆弱なのではないか。……心当…