BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

Entries from 2024-11-01 to 1 month

朝シャブ

抗精神病薬を飲むようになってから、睡眠欲が減少したのを引き換えに、読書欲、執筆欲、食欲、そして、性欲が回復した。性欲に関してはひとまず措いて、今回は食欲について話したい。 介護の現場労働を辞めた2023年以来、私は昼と夕の1日2食の生活を送ってい…

霜月の鍋

昨夜は途中で目覚めることなく、一気通貫で眠ることができた。アリピプラゾールの血中濃度が上がっているのか。それとも、ただのウイスキーの飲み過ぎだろうか。 一昨日は自宅に人々を集めて、鍋パーティーを行った。しかし、肝心のキムチ鍋の肉は硬く、味は…

早朝覚醒

深夜、眠っていても、2〜3時間で起きてしまう。おそらく、アリピプラゾールがドーパミンの受容体を刺激し、軽い躁状態にしているのだろう。活動量は増えているし、思考は浅くないが、このままでは絶対に疲れてしまう。日中に仮眠など休憩の機会を作らないと…

存在と味覚

昨夜、久しぶりにサントリー・オールドを飲んだ。けっして美味しくない訳ではないのだが、「アレ、こんな味と香だったかな?」と疑問符が付いてしまった。昔(といっても、2018年くらいだが)はもう少し甘く、華やかな香りだったような……。私の舌が驕ったの…

仕事人

ライターの業務委託とバーテンダーのアルバイトに応募した。事後に気づいたことだが、前者の求人に応募したことを後悔している。もう、他所よそでライティングの仕事をする必要はないのではないか。自分が気難しく、他人や組織に合わせるのが嫌で、どこまで…

Kubuntu

2017年に購入したマウスコンピューターのラップトップに、LinuxベースのOS、Kubuntuをインストールした。導入直後はIMEなどの日本語環境の調整で、多少手間取ったけど、今は普通にテキストエディット、メール、チャットなどができるようになった。今、このブ…

使徒書

今いまし、昔いまし、後きたり給ふ主なる全能の神いひ給ふ『我はアルパなり、オメガなり』1 アリピプラゾールを久しぶりに飲むためか(血中濃度が低く安定していない)、熟眠感は得られなかったが、今日の聖餐式の受付当番は遅れずに行くことができた。起床…

もっと光を

数日間、部屋の雨戸を閉め切って、ドストエフスキー『地下室の手記』を読んでいたら、具合が悪くなった。昼夜逆転し、1日1食しか食べず、布団で臥床している時間が増えたためだが、恐らく、脳内のドーパミンが減少し、鬱に転じたんだと思う。日中は陽の光を…

ペテロの十字架

今日のミサの後、ペテロ菅鼓二郎くんから、十字架のペンダントを貰った。ペテロ学弟はアーティストの豊かな気質があり、いろいろなモノを作るのを得意としている。語学と音楽の才能もあり、留学したこともないのに、英語でネイティブと会話できる力量には舌…

木枯らし

そろそろ仕事を再開しようと思って、ライティングの業務委託の案件を探したけど、自分に見合う(務まる)仕事がほとんどないことに気づく。こりゃあ、執筆・編集は自分でやって、あとは他業種で堅実に稼ぐしかないや。朝、昼は自分の仕事に専念して、夕から…

鎌倉旅行 2

2日目は新江ノ島水族館で遊んだ。同館はクラゲの収集、育成、展示に力を注いでいたが、深海魚の展示も豊富だった。トーマス・マン『ファウストゥス博士』で、音楽家のアドリアン・レーヴェルキューンが潜水艇に乗り込み、海底に棲む深海魚を目撃するシーンを…

鎌倉旅行 1

先日、連れ合いと鎌倉を旅行した。平日、比較的空いている頃合いに、混雑を避けて行けたのは、会社を辞めた功徳とも言うべきものであった。 初日は鶴ケ丘八幡宮を観光。私はキリスト者なので、神社の神々を崇拝することはないが、初めて訪れた彼女は楽しんで…