30代

夏目漱石も、辻邦生も、村上春樹も、本格的に書き始めたのは30代なかばだ。この年代は精神的に亢進するものがあるらしい。

学問に、芸術に、身を捧げることで、破滅するのではなく、人生が好転するような経験をしたい。私は書くことで革命を起こしたいのだ。

文学だけでなく、医学、哲学、数学、経済学、物理学など、あらゆる学問に関心が向かっている。大学には戻れないので、私は図書館を、自分の創作、研究の足場にしたい。