修道士の業

昨夜は体調が上向いてきたので、京成小岩のBar Upstairsに飲みに行った。

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初めにジントニックで喉を湿らしたあと、ギムレット、オールドファッションなどのジンベースウイスキーベースのカクテルで血中アルコール濃度を上げていく。

〆はシャルトリューズ ヴェール。この銘柄はフランスの同名の修道院によって蒸留されており、「リキュールの女王」と呼ばれている。

修道士が酒を製造、販売するなんて、不道徳かと思われるかもしれないが、この売り上げは同院の貴重な資金源なのだろう。それに宗派によって異なるが、キリスト教は飲酒を禁止していない。むしろ、酒は人の罪を清めて、神に立ち返るための神聖な飲物である。ゆえに、私はこの宗教が好きなのだ。

6時間くらい眠っただろうか。今月中頃まで抗精神病薬による不眠が続いていたが、この頃ようやくまとまった睡眠を取れるようになった。体が薬に慣れたのだろう。それとも、シャルトリューズ、修道士の業のお蔭だろうか。

起きがけにパソコンの電源を点けると、デスクトップのUI(User Interface)が大きく変わっていた。前回のWindowsの更新プログラムの取得の際に、Windows 11に勝手にアップグレードされていたのだ。戸惑いつつ、各種設定をしていると、Windows 10の複雑怪奇なシステムがシンプルに改良されていることに気づく。百聞は一見にしかず、Windows 11は前作よりも完成されたOSだった。そのファイルマネージャー(Explorer)の角は取れ、優しく、丸くなっていた。

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