つむじ風

東京に大寒波きたる。ということで、昨夜はなぜかつむじ風が凄かった。心身ともに疲れ、冷え切った私はウイスキーを飲んでさっさと寝てしまった。この頃は飲み方も定着しており、ウイスキー(1)と水(1)のトワイスアップが定番である。この飲み方だと胃腸、食道などの消化器官に負担をかけないのである。もちろん、ストレートで飲むのも大好きだが、これはウイスキーの味を確かめる時にしかやらない。

近頃は早番の勤務にも慣れた。早起きはけっこう得意である。昨日は人手が足りなかったが、気持よく働くことができた。

ヴァイオリニストの友人と電話していたら、「カネゴンはFランの大学に入ったら、不登校になっちゃうから」と言う。これは正しい。私は学者になれなかったが、今でも大学に通い続けられるのは有難いことである。先日、チャプレン1と話す機会があったが、その学識に圧倒された。それまで『聖書』の読書会で何度かお会いする機会があったので、「考えるのが好きな人なんだろうな」と私を見てくれたのは嬉しいことだ。

今は向こう30年間、文筆の仕事に専念するために状況を固めているような感じだ。あとは転職するだけだが、万が一、希望の職に就けなくとも、私はあまり落胆しない。ここまで来れば一人でもできる。そして、けっして一人にはならないだろう。


  1. 大学附属の牧師のこと。