Return to Bookman

このブログでは今まで私の様々な私生活を曝してきたけれど、そろそろ本来のコンセプトである『BOOKMAN』に立ち返り、書評などを中心に執筆していこうと思う。

その主な理由としては、今春、転職することにあり、私生活や社会生活などの私のリアルを書くことによるトラブルを回避したい為である。ごくまれにそれらについて書くことがあっても、あくまでも例外的なものである。基本は本について書く、文学を文学することが多いと思う。

二つ目の理由としては、本をたくさん読みたいからである。創作のために必ずしも沢山の本を読む必要はないが、長い目で見た場合、作品の肥しになることは確かである。また、純粋に知識欲として本をどっさり読みたいという私の否みがたい欲求がある。そもそも読書の理由は知識の獲得に限らない。文章を読むことは音楽を聴くことに似ている。それは心地よい時間なので、私達に本当に豊かな生活をもたらす。私は読みながら書く方が性に合っているような気がする。

もうすぐ新年度である。私の学者と作家という二つのペルソナを使いこなして、仕事と勉強に励んでいきたい。