朝カレー

早朝、目が覚めたので、昨夜買っておいた、ニンジンとタマネギを使って、カレーを作った。ちなみに肉は忘れた。なので、野菜カレーということにしてください。いや、実際はニンジンカレーか。

今日は池袋で聖餐式のあと、新橋で歌会。移動の合間に急いでラーメンないしソバをすするなど、忙しいスケジュールである。しかし、休日でも文筆のことについて、書いたり、話したりできる環境はありがたい。生活が執筆/編集のために組織されているようである。教会の活動もその一環であり、私の聖書研究、キリスト教研究に資するのである。信仰、とよく言われるが、私の場合は学問的な愉しみが多分にある。

歌会のあとは、自宅で『塔』に提出する原稿を書くことになるだろう。山谷の連作を深化、発展するつもりだ。『塔』の4月号には、私の歌は5首しか載らなかったが、これぐらいで落胆してはいけない。確かに満を持して出したし、悔しくもあるが、それぐらいで辞めるようでは根性がないのである。私の作風は現代の歌壇ではあまり評価されないか、あるいは熱心な支持者を獲得するかのどちらかだと思うが、何か気の利いたことを口語でペラペラ詠む、現代の若い人の短歌を私はあまり楽しめないのである。明治、大正の頃の名もない歌人に比べて、明らかに退化していると思う。

悔しいので、落選した作品をブログに掲載することにする。

悪場所の酒を飲みたる暁に雨に撃たるる巷間を過ぐ