BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

仕事人

ライターの業務委託とバーテンダーのアルバイトに応募した。事後に気づいたことだが、前者の求人に応募したことを後悔している。もう、他所よそでライティングの仕事をする必要はないのではないか。自分が気難しく、他人や組織に合わせるのが嫌で、どこまでも我儘に書きたいから、個人事業主になったのではないか。文学、特に小説の勉強を変わらず続けたい。年明けには実作を書き出せる状態に持っていきたい。

そうは言っても、生活をするためには安定した収入を確保しなければならない。平日の夕から夜にかけて働くことで、新しい技術、人脈をモノにしたい。読者諸氏はすでにご存知だと思うが、私は料理よりも酒の方が才能があるので、その方面で頑張りたい。要するに酒場で働くということである。

薬を再び飲み始めたためか、仕事をする意欲、労働する意欲が再び湧いてきた。それは勇気と呼ぶべきエートスを伴っている。

父なる神よ。私を再び仕事人しごとびととして、この世に遣わせてください。私に再び手を動かし、足を動かし、働く勇気をお与えください。主イエス・キリストの御名によってお願い致します。アーメン。