BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

Mozilla Thunderbird、再び

昨日は疲れ切って、読むことも書くこともできずに、一日中、パソコンを弄っていた。

私はもともとMicrosoftのファンだが、Windows 11で新しくなったOutlookの使い心地が悪く、これには閉口していた。特に日本語表示でアドレスの性と名が逆転するバグはなんとかして欲しかった。また、Outlookに依存していると、Windowsと同じか、いや、それ以上に愛用しているLinuxに移行した時の不安があった。ソフトウェアはなるべく、特定のOS、機器に依存しない、クロスプラットフォームな仕様がいい。

私はかねがね、Mozilla Thunderbirdをメーラーとして愛用していたが、Microsoft 365との連携が上手くいかず、いつしか使うのを止めてしまった。しかし、今回、アドオンをいろいろ弄っていみると、Exchange ActiveSync用プロバイダTbSyncを入れると、Microsoft 365のメールボックスの他に、予定表、アドレス帳、タスクをシームレスに同期した。Thunderbirdがメインのメーラーに復帰した瞬間だった。私はもうOutlookに戻ることはないだろう。これで、WindowsとLinuxを同じ環境で構築することができる。

しかし、今回の作業で、私はうっかり、Microsoft 365 Personalを契約してしまった。Teamsを本格的に使うことが狙いだったが、Teamsは録音機能はBusinessでないと付いておらず、結局、14,900円をドブに捨ててしまった(Word、Excel、PowerPointなどのOfficeは使わない……)。結局、来年はMicrosoft 365 Basicに自動的に切り替わるが、同社には世話になっており、また、創業者のビル・ゲイツも好きなので、月額260円の出費は厭わないと思える(しかし、それでも私はMicrosoft Officeを使わない)。

来年から、Macbook Air 2015にLinuxを入れて運用できると思うと、楽しみで仕方ない。