BOOKMAN

Takashi Kaneko

営業

確定申告を終えた。昨年はサラリーマンをしていたので、給与所得しかなく、比較的簡単だったが、今年は一応フリーランスなので、事業所得を増やさなければならない。介護の業界新聞社と業務委託契約を結んだが、まだまだ仕事が足りない。仕事を増やすためには営業を仕掛けなければならない。

しかし、その一方で、企業の業務委託を受けているだけでは、仕事は尻すぼみになるのではないか。予算と案件は先方に依存しているし、ハッキリ言って、下請け以外の何ものでもない。サラリーマンを辞めて、フリーランスに転じたのは、自分で企画を立てて、事業を起こすためではなかったか。仕事がなくて、生活が逼迫している時こそ、本来の志望である文学に集中するチャンスである。