昨日は月1回の精神科受診の日。1年前に主治医が変わってからは、精神科から足が遠のくこともあったが、この頃は信頼感のある治療関係ができ始めていて、5分くらいの短い診察時間のうちに必要なことをテキパキ話して、処方箋を貰って、気持よく帰れるようになった。やっぱり、「慣れ」というのは大切なことで、人間はひと月に5分会うだけでも、相手に対する警戒心を解いて、信頼関係を結ぶのだと思う。最初は人に対して、よそよそしく、打ち解けない感じでも、諦めずに会って、付き合い続けることが大事なのだ。
しかし、主治医の先生に普段の生活を訊かれたので、「昼は本を読んだり、書いたりして、夜はバーで働いています」と言うと、怪訝な顔をされた。「夜、働くといっても、午後6時半から11時半くらいまでで、割と普通の時間帯ですよ」と付け加えるも、先生は「コロナ禍のあとは、みんな、そんなに夜遅くまで飲んだり、騒いだりしなくなったでしょう」と、至極まっとうなことを言われた。「夜に働くと身体に負担が掛かるので、気をつけてください」確かに、その日の夕方は布団で少し仮眠を取った。疲れているんだと思う。