BOOKMAN

Takashi Kaneko

電話帳

昨夜は悪夢を見て、あまり眠れなかった。そのダメージを引きずって、今日は仕事らしい仕事をしていない。夕方、布団からやっとのことで抜け出して、このブログを書いている。ようやく一日が始まった感じだ。

4年間使ったシャープのスマートフォンが壊れたので、ウェブ・ディレクターの友達から貰ったGoogle Pixelに機種変更した。これも4年くらい前に発売された、スペック的に見ればすでに旧式の機体であるが、OSのアップデートも継続しているので、まだまだ現役で使えそうだ。Android同士なので、データの引き継ぎも上手くいった。

私は普段、メールはOutlookを使っているので、アドレス帳はそれに統合しているが、Androidのアドレス帳はGmailで別に用意しなければならないので、昨夜、Outlookのそれをもとに新たに用意した。

アドレス一件一件の姓名にふりがなを振る作業を行ったのだが、ほとんど使わない、古くなったアドレスは惜しみつつ削除していった。150件近くあったアドレスが70件弱になった。

別に悪意があって断舎利した訳ではない。昔の職場の同僚、上司、部活・ゼミの同期、先輩のうちで、「もう連絡を取らないだろうな」と思う人のアドレスを消していっただけである。今更、私から連絡しても迷惑に思う人ばかりである。

その結果、残ったのは現在交流のある友達、家族、教会の兄弟姉妹である。私は今、アクティブに活動している教会員だが、教会の紐帯が予想以上に強くてびっくりした。会社の人間関係では金の切れ目が縁の切れ目であり、その点、利益(利害)によって結ばれている。また、家族(一族)は血と肉と骨、あるいは家系の存続のために結びついている。しかし、教会の信徒は精神(聖霊)によって結びついている。

もちろん、この見方はどれも一面的であり、現実はもっと複雑であるが、精神による結びつきが、最も永続的であることに、私は電話帳の整理を通じて改めて知ったのだった。