この頃、ブログを書いていない。ただし、日記は書いている。ブログも日記も大して変わらないではないか、と言われそうだが、そうではない。ブログは公開してよいことを書くメディアで、日記は公開してはいけないことを書くメディアである。ブログは公的な文章で、日記は私的な文章である。とすれば、つまり、近頃の私は人には言えない秘密の生活を送っているということである。秘密の生活を過ごせば過ごすほど、日記の分量は増していく、その楽しみも増していく。こういう構造である。
以前、友達に「兼子くんは村上春樹の小説の主人公のような生活をしている」と言われたことがある。たぶん、それは正しい。想像されたし。しかし、私の秘密の生活はいつまで続くのだろうか。人の目には隠されていても、神の御前では全てが明らかになる。私はそれが恐ろしいのである。