週末、郊外の大型スーパーに、友達と焼肉用の肉を買いに行くため、長らく使っていなかった自転車を整備した。3年前、老人ホームで介護職をしていた時は、通勤でよく使っていたが、転職して都心で働くようになってからは、もっぱら徒歩と電車に頼るようになった。その間、自転車は顧みられることなく、自宅の隣の空き地に放置していた。
所有している自転車はトレックのクロスバイク。今回、整備して乗ってみると、良い自転車だと改めて思った。気兼ねせずに乗れて、通勤、買い物、スポーツ等、日常の様々なシーンに対応してくれる。こんなに楽しい物を持っていたのか!という感覚である。
これからの季節、江戸川の土手を自転車で走ったら楽しいだろう。東京湾まで下ったり、隅田川を越えて、東京の下町を練り走るのも楽しいかもしれない。近頃、ほとんど身体を動かしていなかった。自転車に乗れば、自然や街並を感じながら、苦もなく運動できるかもしれない。
ホント、今まで趣味と言えば、酒と煙草と本しかなかった。否、気づいた時には仕事になっていた。すべて身体に悪いものばかりである。今回、自転車の楽しみを改めて知ることができてよかった。思えば、小説家のトーマス・マンも若い頃は自転車に熱中していた。その経験は短編『墓地へゆく道』に生かされている。
