昨夜は抗精神病薬を飲んで、久しぶりに8時間眠った。アリピプラゾールは鎮静作用が少ない薬だが、それでも脳内のドーパミンの放出を抑えて、眠りに就きやすくするのだろう。双極性障害の保険適用である12mgという、それなりの容量を飲んでいることもある。今の私の病状に合った、最適な処方だと思う。面倒ではあるが、毎日継続して服用していきたい。
この頃、バーの勤務がない日は、ほぼすべて介護の仕事を入れている。これで節約したら、なんとか生計は成り立つだろうか。もう二度とやらないと言っていた介護でも、金のためなら再び手を染める。背に腹は変えられない。人間とは現金なものである。
しかし、こうして毎日マメに働いていると、体調を整えるためにおのずと節制するようになる。酒を控えて、睡眠時間を確保する。これは良いことだと思った。また、副業で介護の仕事を始めたことで、バーテンダーの仕事を相対化することができた。ようやく肩の力を抜くことができた感じだ。今の私は酒場で働くことに大して拘っていない。