BOOKMAN

Takashi Kaneko

本当のクリスマスを見に行こうぜ

今年のクリスマスとその前夜は、立教学院諸聖徒礼拝堂で迎えた。クリスマス・イブの深夜ミサは巷の喧騒から離れて、しんと静まった聖堂で、会衆の皆と祈りを捧げることができるから魅力的だ。

司式は中川英樹司祭。説教は李相寅司祭。李先生の「本当の政治はキリストの愛によって完成する」というシェルドン・ウォーリンや南原繁を想起させる説に惹かれた。

礼拝後はアコライトの菊地雄大くんを連れて、終電間際の電車で小岩に帰宅。Bar Jamでスパゲッティを食べた後、自宅の書斎でブランデーを飲む。結局、朝まで一睡もしないで、話し込んでしまった。7時の早朝ミサのお勤めがあるので、京成小岩駅の始発に近い電車に乗り込む。6時半に池袋に着く。

早朝ミサが終わった後、松屋で朝食。10時のクリスマス礼拝まで少し仮眠を取る。9時半に受付当番の仕事を始めるが、会衆席が満席になり、急遽、予備の椅子を出すなど、たくさんの人がチャペルに足を運んでくださった。その後、動画配信のトラブル対応に追われ、正直礼拝に没頭することはできなかったが、ちゃんと、キリストのパンと葡萄酒を拝受することができて良かった。礼拝後はチャペルジャーナル『レンガと蔦』クリスマス号を配布。多くの方々が手に取ってくださった。

その後、チャペル会館 第1会議室で祝会。お茶菓子を囲みながら、主の降誕を祝う、たくさんの人々と喜びを分かち合うことができた。また、会衆の皆さんの前で、チャペルの広報と宣教について話をする機会をいただき、微力ながら来年も頑張りたい、と気持を新たにした。祝会の後は献金の会計処理を済ませ、中華料理屋 永利で食事。ウトウトしながら自宅に帰り、泥のように眠った。

今年のクリスマスは父・子・聖霊なる神の恩寵に満たされた素晴らしい期節だった。キリストの聖餐ミサに与ることで、この世界に新たに生まれた思いがしたのは、私一人ではなかったはずだ。キリスト教の信徒ではなくても、クリスマスには是非、教会・礼拝堂に足を運んでみてほしい。世俗の市民社会では説き明かすことができない、クリスマスの本当の意味が分かるはずだから。

立教学院諸聖徒礼拝堂