BOOKMAN

Takashi Kaneko

銀座の大晦日

昨夜は学生時代の友達と、池袋で飲み、珍しく飲み屋を3軒ハシゴした。学友は私よりも勉強熱心なので、彼の知識と情熱が今後、上手く活用されることを願う。そのためには勉強インプットだけでなく、表現アウトプットすることを学んだ方が良い、と申し上げた次第だ。

しかし、己を省みても、表現者として十分に仕事ができているとは言いがたい。日記、ブログなどは習慣で書いているが、はたして、私は作品と呼べるものをきちんと書けているだろうか。答えは否である。来年は自費出版も辞さないので、小説を単行本として世に送り出すつもりだ。そのための下準備として、小説研究をしっかりやっていきたい。

嗚呼、それにしても大晦日の今日も、銀座の酒場バーで仕事だ。自分で選んだ職業とはいえ、年の瀬も仕事なんて、因果な商売である。大晦日の銀座の街は、平日に比べて、人々の往来が少ないと思うが、開いている飲食店に人が殺到する恐れがあるので、その限りではない。たとえ、日本人が少なくとも、銀座近辺で宿を取っている外国人観光客が集団で押しかけて来るかもしれない(昨年に比べて、その数はだいぶ減ったが)。年末は読めないのである。

しかし、正月はなぜ目出度いのだろう? 考えてみると、その根拠は不明である。年が改まると何か良いことが起こるのだろうか? この苦しく、悲しく、虚しい状況が好転するのだろうか? ワカラナイ。ただ一つ願うことといえば、大晦日くらい、家でゆっくり過ごしたい、ということである。