BOOKMAN

Takashi Kaneko

カクテル部

今、私の勤めている会社には「部活動」という制度がある。事業所の利用者の方を対象に、社員が毎月、主宰して行うものなのだが、今月は私が担当して「カクテル部」を開催することになった。

参加した利用者の方は5名。カクテルを作る、ことにシェーカーを振るのも全員未経験だ。それぞれいろいろな障害をお持ちだが、それにも関わらず良く参加してくれた。また、社員も2名、サポートスタッフとして参加してくれた。

お題のカクテルは、サマー・ディライト(Summer Delight)。「夏の喜び」という意味で、レシピは次のとおり。

  • ライムジュース 30mml
  • グレナデンシロップ 15ml
  • シュガーシロップ 2tsps

以上の材料をシェイクして、ソーダでアップして完成。

また、当日、参加された利用者の方には、柑橘系がNGの人がいたので、ライムジュースを巨峰シロップに替えた、アドバンス・レッド(Advanced Red)というカクテルも考案した。私自身、カクテルの材料として巨峰シロップを使ったことがなかったので、一寸ドキドキしながら、実践に臨んだ。

利用者の方々へのカクテルの指導はもちろん、私が行ったが、初心者であるにも関わらず、シェーカーを二段振りできる利用者の方もいて、人には色々な才能があるもんだな、と改めて感じ入った(ちなみに私は二段振りはできない)。

再び福祉の仕事に就く前に、バーテンダーを経験しておいて良かった。利用者も社員も共に楽しめる、夏のカクテル・パーティーだった。