BOOKMAN

Takashi Kaneko

チャペルキャンプ序文

聖霊に満たされて天をじっと見つめていたステファノは、神の栄光と、神の右に立っておられるイエスを見た。

『使徒言行録』7:55

今年のチャペルキャンプのテーマは「風と共に行く」。キリスト教で風は聖霊、すなわち神の息吹を表しています。聖霊は父と子から出るとともに、三位一体なる神そのものであり、命の与え主です。私たち被造物つくられたるものは、神の息を吹きかけられ、注がれることによって、人として命を得て、生き、働くことができるのです。

聖霊に満たされると、私たち一人ひとりは己が与えられた使命を知り、それを実現するために此の世に遣わされます。イエスはキリストであることを力強く証ししたステファノは、殉教者として悲劇的な最期を遂げますが、彼の心と体はつねに聖霊に満たされ、己が使命を全うしたのです。

私たちが住む世界には聖霊が満ちています。それは言い換えると、愛に満ちているということです。愛に触れると、私たちの存在と行動は変容します。チャペルキャンプがそのための機会になることを希います。