転回

われ汝の行為おこないを知る、汝は生くる名あれど死にたる者なり。なんぢ目を覚し、殆ど死なんとするのこりのものを堅うせよ。

——『ヨハネの黙示録』

個人事業主として独立したら、今よりも遥かに筆力を上げなければならないのではないか。新聞記者ジャーナリストを経験して、とりあえず取材力と企画力は付いたが、筆力は明らかに衰えを見せている。少なくとも散漫になっている。書くことそのものに一所懸命になる、文学者ライターとしての自分を取り戻す、初心に帰るべき日が来るのではないか。これもまた、悔い改めの一つの過程である。