BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

Entries from 2024-01-01 to 1 month

早起きしか勝たん

今日は『シルバー新報』の実質的な校了日。原稿が書き終わらないので、普段より2時間早く会社に行く。 それではブログなんて書いている暇はないではないか、と言われそうだが、15年以上、社会人をしていて分かったことだが、編集に限らず、忙しい時こそ自然…

自社媒体

サラリーマンから独立した後、小説執筆と株式投資だけしていると心身に障りそうなので、業界に特化した自社媒体を考える。 もちろん、私の得意(専門)としている介護福祉業界が領域フィールドだ。 いま、考えているのは、それだけで生活のすべてを賄おうと…

キリストと共に生きる

誕生日プレゼントで頂いたモンブランの万年筆を使って、塚田理『キリストと共に生きる』の抜き書きをする。その中の特に心に残った一節を紹介する。 聖人はくそまじめで、陰気臭い、特殊な人間ではなく、「全人的」な従って、楽しい人物のはずです。ですから…

爽やかな解毒剤

すべてを理解することは、すべてを赦すことである。 ——レフ・トルストイ『戦争と平和』 ピート・ハミル『ブルックリン物語』の感銘が大きい。本作の最大のテーマは父との確執である。主人公はもともと父と喧嘩していた訳ではないが、酒飲みの父親をどこか憎…

鷹の目

サラリーマンになってから、多少、生活が安定したのか、顔と目が穏やかになったような気がする。もちろん、悪い意味である。物書きの目はしばしば「鷹の目」と称される。事物の本質を見抜くための鋭さを備えているのである。四六時中、鷹の目でヤブ睨みされ…

読書は休憩

個人事業主として独立するために、文学(小説)修業と並行して、資産運用にも徐々に着手しようと考えている。生活費よりもむしろ、小説執筆の資金を捻出するためである。そのために経済学の基礎を学ぶと同時に、実際に投資をしてみることだ。平日、サラリー…

Jam

昨夜は小岩のBar Jamに行った。 まだ、正月気分が抜けないのか、気持がインフレ気味で散財する機会が多いが、来月以降は財布の紐を締めて行きたい。 写真はサイドカー。コニャックベースのカクテルで、美味しく頂いた。 焼き鳥屋だけでなく、たまにはバーに…

第一線を走る

アリピプラゾールを毎日飲み続けているからか、気持が落ち込まず、前向きなってきた。少し前までは心が濡れ雑巾みたいになっていた。もともと躁鬱気質の人間なのだから、毎日飲み続けた方がいいだろう。パフォーマンスの安定は今後の成功の鍵になる。 体調が…

堅信

過去でも未来でもなく、極めて現在的であることが大切である。 ——カール・ヤスパース 10年先のことを思い悩んでも仕方ない。大切なのは編集・出版を続けて行くんだ、という堅い信念である。生計の手段はその後から付いて来るし、そのように考えた方が緊張感…

福祉と出版

暴飲暴食が祟ったのか、左足の母指球が痛風気味だ。年末年始のストレスを明らかに食と酒にぶつけている。問題は本質はそれよりももっと根深いが、〈食べる・飲む・働く・ときどき交わる〉のサイクルを回す以外に方法がないので、この循環がひとたび崩れると…

奇蹟と恩寵

昨夜、経済産業省主催のとあるイベントに行ってきた。独自取材ではないのが瑕だが、年が明けて、個人、団体の活動がようやく活発になってきたこともあり、ようやく普通に取材できるようになってきた感じだ。世の中にはいろいろなタイプの新聞記者がいるが、…

午前3時に目を覚ます。ふいにタバコが吸いたくなったので、手巻を5本拵えて、1本吸ったあと、パイプを吹かした。この頃の私は喫煙習慣がめっきりなくなってしまったが、酒よりも煙草の方が身体に優しいと思う時がある。いずれも細く長く楽しみたいものだ。 …

ハードボイルド

岩代太郎の曲を聴いている。"Wonderful Days"はかつての名盤『あぐり』の「素晴らしき日々へ」を編曲したものだ。この曲の調べに合わせて、私の吉行淳之介のイメージが決まった。 ブルックリン物語 (ちくま文庫)作者:ピート ハミル筑摩書房Amazon ピート・ハ…

広報の可能性

独立起業の業態を一晩かけて考え直した。 精神保健福祉士の資格を取って、事務所を設立し、相談援助・カウンセリングを請け負う考えは棄却した。まず、資格を取るのに金と時間が掛かりすぎる。その後、企業の請負ではなく、独立して事業を営むためには、顧客…

精神保健再考

昨年末のストレスを発散しているのか、最近、食には糸目を付けない。昨日の夕食は小岩の平禄寿司で摂った。同店の寿司が御馳走かは議論の余地があるが、前日には四ツ谷の松屋で牛丼を食べたあと、小岩の菊乃屋で焼き鳥を食べた。この調子だと確実に太るが、…

原稿依頼

帰宅後、疲れ切って、コートを着たまま布団に横になった。これでは駄目だ、と思いながらウトウトしていたが、0時過ぎにようやく目を覚ました。 昨日、連載コラムの原稿依頼をした。新聞記者の私も時々、雑誌・書籍編集者に似た動きをすることもあるのだ。今…

執筆・編集・伝道

今年一年の計はすでに決まった。恐れ、慄き、鬱に襲われる時もあるが、人が自由を手にする過程において、不安は必ず附いて来るので、仕方ないことだ。芸術家として生きるためには、すべての生活を作品に従えなければならない。芸術至上主義と批判されるかも…

仕事始

1月5日。仕事始。溜まっていたメール、校正を処理していく。文化的雪かきであるが、手際よくこなすと気持ちがいい。 新年会では、WEBコーダー、DTPオペレーターの方々と同席した。 「兼子は仕事ができるんだから、辞めちゃ駄目だよ」 「今回、たまたまロシア…

隠遁生活

昨夜、酒を飲んでいたが、だんだん詰まらなくなってきたので、薬を飲んでさっさと寝た。午前4時起床。目覚めは爽やかである。 年末年始は自宅に引き籠って、文学、神学の勉強をするつもりだったが、結果的にほぼ毎日外出し、人交わりしていたような気がする…

初詣 其ノ二

柴又 帝釈天 正月2日目は、柴又の帝釈天に初詣に行った。キリスト者の私がどうして日蓮宗の寺院に参拝に行くのか、不思議に思われるかもしれないが、いろいろと事情があるのだ。 帝釈天は私の家から歩いて15分の所にある。そんな霊験あらたかな所に住んでい…

幕末から明治へ 札幌からアメリカへ

余はいかにしてキリスト信徒となりしか (岩波文庫)作者:内村 鑑三岩波書店Amazon 表題は岩波文庫版の内村鑑三『余はいかにしてキリスト信徒になりしか』の帯のコピーである。キリスト者(この言葉も内村が作った)としての内村鑑三の運命、その歴史的存在を…

教理と信仰

昨日は立教学院諸聖徒礼拝堂の主日礼拝に参列した。今年最後のミサだ。 使徒書は『ガラテヤの信徒への手紙』(3:23-25, 4:4-7)。 ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人でもあるのです。 当日、急遽、私が朗読者として…