ハードボイルド

岩代太郎の曲を聴いている。"Wonderful Days"はかつての名盤『あぐり』の「素晴らしき日々へ」を編曲したものだ。この曲の調べに合わせて、私の吉行淳之介のイメージが決まった。

ピート・ハミル『ブルックリン物語』を読んだ。これは彼の自伝的小説であると同時に、父との和解の物語である。一般的にハードボイルド・ロマンと呼ばれているが、なんてことはない。少年が男に成長する物語である。暴力はその本質ではない。

新聞記者を終えたあとの仕事を考える。いろいろとアイデアを捻出するが、一向に上手くいかない。結局、大人しく小説を書くことに落ち着く。そして、精神保健福祉士の資格を取ろうかと再び思案している。私は専門職に向いていると思うが、それだけでは駄目で、仕事で利益を生み出す方法(営業)を真剣に考えなければならない。

この世の思い煩いで、思うように学問・芸術・宗教ができない日々が続く。