Entries from 2022-04-01 to 1 month

微睡の後に

睡眠不足である。この1ヶ月くらい、約3時間睡眠で稼働している。布団に入ると寝落ちしてしまうので、入眠は問題ないが、夜半、目を覚ましてしまうのである。その後は夢うつつ微睡んでいる。中途覚醒である。 先日、躁鬱病の基本薬である抗精神病薬が無くなり…

A Empty Holiday

何の予定もない休日。幾日ぶりだろうか。外出は近所の自動販売機でペプシ・コーラを買うことと、最寄の郵便局にハガキを出すことくらいである。 『朝日新聞』誌上の「朝日歌壇」に投稿した。官製ハガキに万年筆で清書すると、厳粛な、清々しい気分になる。新…

言葉の凝集力

とりあえずブログを毎日更新してみたが、文章の密度が明らかに低下した。文章に凝集力がない。普段、机の前で刻苦呻吟しているのは、この圧力を高めているのだと分かった。 「文学的」というのはそもそもどういう意味だろうか。文体スタイルに遊ぶ。修辞レト…

職員休憩室

今夜は友人とドライブに行くので、会社の休憩時間中にブログを書いている。 「会社」と言ったが、私の勤務先は株式会社ではない。社会福祉法人である。「会社」と言う感じはあまりなく、「施設」ないし「事業所」という感覚に近い。経営者も、この組織を「法…

総武線の席に坐りて

最近「ブログを書いていないじゃないか」というお叱りを頂く。 実際の所、ブログだけではなく、今、書いているものと言えば、短歌と日記、そして、こまごまとした文章くらいで、総じて生産量は低い。 ブログが収益にならないことを知ってしまったから、モチ…

当世学生気質

10年ぶりに母校の講義と演習ゼミナールに参加した。 講師は明治学院大学 国際学部の浪岡新太郎教授。先生は私達が大学1年生の時に立教大学の助教1を務めていらっしゃった。その後、外務省の勤務を経て、前記の大学に就職された。私の政治学の恩師の一人であ…

荒野へ

なんぢら人を避け、寂しき處に、いざ来りて暫し息いこへ。 ——『マルコ傳福音書』第6章31節 短歌は上達している。言い換えれば、短歌しか書いていない。 NHK短歌 新版 作歌のヒント作者:永田 和宏NHK出版Amazon 『作歌のヒント』で永田和宏が言うように、短歌…