Entries from 2024-05-01 to 1 month

丸谷才一

味覚が戻ってきたので、ようやく食事と飲酒が楽しめるようになった。ワンコインの白ワインでも十分満足する。少し前はシューマンのような気持だった。「これはニセモノだ……」 病に臥せっていたこともあり、神学と文学の勉強がほとんど進んでいない。本は電車…

横のつながり

昨夜、たまたま会社の若手(といっても40代だが)の飲み会に顔を出した。ひどい風邪を引いて以来、初めて本格的に飲み食いしたので、自分が元気になったことを確認することができた。 会社の横のつながりを作ろう、という話になった。私がそれにどこまで貢献…

白虎野の娘

三位一体主日。彼女を初めてチャペルに連れて行く。「本当のハンバーガーを食べに行こうぜ」ならぬ「本当の宗教を見せてやるよ」 キリスト者の私は聖餐に与かるが、彼女は未信徒なので、祝福を授けて貰う。私は毎主日のことなので、慣れているが、彼女は畏れ…

民意

今週の半ばは風邪で寝込んでいて、ブログの更新ができなかった。ただし、23日にはチャペルキャンプのチラシを作成し、24日には出社し、取材と溜まっていた雑務を片付ける。 まあ、こんなふうに生きていればいろいろとあるので、ブログの更新は戒律のように愚…

新聞不況

昼下がり、街を歩いていると、ふと、昔、私が新聞屋(新聞販売店)に勤めて、ミニコミ紙を作っていた時のことを思い出した。 その新聞屋は「読売新聞」の販売店だったのだが、2012年当時の読売新聞東京本社の営業マンはいかにも傲慢だった。その仕事の姿勢は…

チャペルキャンプ始動

あの生活とこの生活は並行しているのです。 トーマス・マン『詐欺師フェリークス・クルルの告白』 チャペルキャンプの企画が本格的に始動した。私はキャンプチーフとして、全体を統括する立場に就いている。しかし、その実は多くの人々の親切な働きに支えら…

スタートアップ

昨夜、友達と久しぶりに我が家の書斎で飲む。この頃は酒場から足が遠のき、お互い飲むのはもっぱら家になっている。もちろん、今でも焼鳥屋やバーは好きだし、一人、二人、あるいは数人で少々愚かなことをやるのは嫌いではないが、一年後、数年後先の人生の…

召命の場所

昨夜、チャペルキャンプについて、オンラインミーティングを行った。昨年、コロナ明けで再開した時、私はプログラム担当者の一人だったが、今年は責任者チーフとして全体を統括する立場になった。プログラムを充実することも大切だが、まずは募集に力を入れ…

毎日書く

最近、ブログの更新が滞っていたが、今後は基本的に毎日更新したい。週1回更新も考えたが、スケジュール管理が難しく、それならば毎日更新する方が楽だと考えたからだ。それにはてなに年間使用量を払っているので、毎日更新しないと元が取れない気がする(別…

自由の過程

この頃、ブログの更新が途絶えたが、別に止めた訳ではない。しかし、精神的に不調だったことは確かだ。私は今、サラリーマンとして会社の仕事はこなしているが、ライターとしては死んでいる。そのために鬱に落ち込んでいる。もちろん、原因はそれだけではな…

豊富な時間

GWは宴会に次ぐ宴会、パーティーに次ぐパーティーと遊び歩いているが、実は普段よりも規則正しい生活を送っている。総体的な酒量はむしろ少ない。こんなに社交をしていていいのか、と思うが、この人々の交わりが私の存在を支えているので、感謝しかない。昨…

ルポライター

来年の生活をどうしよう、と連休に入って毎日思うのだが、人の職業というものは、己の意志と神の召命との対話で決まるほど単純ではなく、それを心棒にして社会との交渉によって決まると改めて思う。誰しも需要がまったくない職業を選択することはできないし…