BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

「レンガと蔦」11号始動!

立教学院諸聖徒礼拝堂の広報誌『レンガと蔦』11号の編集が始まった。私は同誌の編集者として、編集・組版をメインに担当することになった。

11月号の特別企画は「「聖書を読んで学ぼう話そうの会」の3年間の意義」(仮)。コロナ禍から始まったオンラインの聖書の勉強会の3年間の軌跡を総括し、次に繋げる試みだ。鼎談を通じて、会衆主導の聖書の勉強会の成果と、その意義を明らかにしたい。

「聖書を読んで学ぼう話そうの会」は昨年10月末に休止しているが、今回の広報誌の企画を通じて、再開に向けたスプリングボードにしたい。聖書の勉強会がなければ、私はせいぜい教会/礼拝堂の催事屋/広告屋の立場で終わるだろう。私達は聖書のみ言葉を伝えることを通じて、普段の味気ない業務を、塩気の効いた滋味ある宣教に変えなければならない。

なお、『レンガと蔦』11号の本文フォントは、Notoを使う予定である。

松戸 大黒

昨夜、松戸の大衆割烹 大黒で、連れ合いと会食した。

大黒は松戸駅徒歩3分、雑居ビルの地下1階にある。カウンター、テーブル、座敷の3種類を用意しており、開店1時間後には満席になってしまう超人気店。

tabelog.com

生牡蠣1匹290円。とらふぐの刺身980円。非常にお値打ちな値段で、新鮮な肴を頂くことができる。昨日は、あん肝、白子、タコの唐揚が美味しかったな。

その後、Bar Tavernで、ウイスキーとカクテルを楽しむ。Tavernについて書くのは、また回を改めるとして、昔、老人ホームの介護職として働いていた松戸と、そこに生きる人々と、今なお交流があるのは嬉しい、有り難いことである(一方、足立区は北千住以外、ほとんど行かなくなった)。

Computer and Democracy

バーで働いて、1時くらいに帰宅して小腹が減ると、即席インスタントラーメンを食べる。冬は温かく、夏は塩分を補給できるので、有り難い食品だ。適宜、米または麦を加えて、おじやのようにしても美味しいだろう。

その後、日経新聞(電子版)を読みながら、ウイスキーを飲む。以前はショットグラスで飲んでいたが、バーに勤めたのを契機にテイスティンググラスを使うようになった。グラスを変えるだけで飲酒体験は変わるもので、後者を用いて、ウイスキーを口に含むと、舌を中心に口腔全体に広がり、味、香が詳しく分かるようになる。安酒は安酒の、美酒は美酒の実相が分かるのである。また、飲み口が広く、ちびちび舐めるように飲めるので、ストレートで飲んでも喉が焼けない。お酒を細く、長く、上品に楽しむためには酒器の選別も大切である。

そうして、くつろぎ、2時半、3時くらいには寝る。翌朝、ミサがあると、7時半くらいに起きるので、寝不足になるが、信仰を守るためには頑張らなければならない。

Macbook Air 2015にXubuntuを入れて、自分好みにカスタマイズしているが、Apple製品とLinuxはつくづく相性が悪いと思う。CPUがIntelだから、辛うじてLinuxを載せられるが、フリーソフトウェア(オープンソース)の運動に消極的なAppleのclosedな姿勢をつくずく感じる。私もApple製品のモノとしての作り込みは凄いと思うが、市販の普通のドライバーでは本体を開けられないのはどういうつもりだろう。Macintoshをリリースした頃からこうである。

この先1年くらいはMacを使うと思うが(もう少し延びるかもしれないが)、コンピューターに関して私は基本的に、x86のマシンが好きだ。Windows、Linuxが安心して動く。ビル・ゲイツとリナース・トーパルズ(あと、リチャード・ストールマン)はコンピューターの普及・普遍化に貢献したが、一方、スティーブ・ジョブズは自身の趣味、美意識を優先させて、コンピューターの高付加価値化という真逆の方向に進んだと思う。Mac、iPhoneを初めとした、Appleの製品は民主主義デモクラシーな感じがしない。私がMacを羨望しつつ、反感を抱くのはこのためである。

本来性

気持のいい朝。書斎の中の陽の当たるテーブル席で、ウイスキーを飲みながら、原稿を書いている。

朝から酒を飲むな、と言われるかもしれないが、飲み過ぎなければ、悪酔いしなければ、それでいいのである。バーテンダーを始めてからは、その傾向が強まっている。仕入れた(作った)酒の味を確かめること、お客さんから一杯頂くことも仕事のひとつである。飲んでも酔わない(酔うが)、酔を覚ます方法をバーテンダーは心得ている。

今はバーでフルタイムで働いているが、来月になれば、働き方が少し変わりそうである。自宅での作業、要するに自宅で原稿を書く時間が増える。本来の志望である、ライターの仕事が増えるのは嬉しい限りである。

麦めし

私の常食は納豆卵かけご飯である。料理と呼べる代物ではないが、納豆単体、卵単体よりも、タンパク質を始めとした栄養素を手早く取れるから、すこぶる気に入っている。というよりもむしろ、独身男性の食事なんて、たいして気に掛けないのだ。手早く済ませれば、それで善し。そんなことを10年以上続けていたら、それが習慣になってしまった。

しかし、近頃、それに多少変化が加わるようになった。米に麦を加えるようになったのである。はくばくのビタバァレーというやつで、ビタミンB1を添加しているので、栄養価が高い。アルコールの代謝にはビタミンB1が必要なので、洋酒を生業としている者としては積極的に摂りたい。

www.hakubaku.co.jp

昼の仕事もようやく動き出した感じだ。健康管理に努めたい。

水商売

正午過ぎに目を覚ます。背中がバキバキに痛い。現場仕事を久しぶりに4連勤おこなって、疲れているんだと思う。紅茶を淹れて、陽の当たる窓際の席に腰を降ろす。今日は溜まっていた洗濯物を片付けて、うず高く積まれた本をどっさりと読む。ただし、勉強に終始せず、創作もできれば善いのだが。少なくとも、1日1時間は創作に費やしたい。

銀座のバーの勤務は14時30分から始まるが、夕方になるまで基本的にお客さんは来ない。お客さんを待つのもバーテンダーの仕事のひとつだが、できれば、そこそこ忙しい現場に身を置きたい。16時半または18時半出勤くらいがいいかな、と思う。週5日で働く分には、勤務時間に関しては柔軟に応じてくれるので、見習い期間が過ぎたら、ライターの仕事を頑張って、書斎と酒場の仕事の両立に努めたい。

しかし、今回、初めて飲食業、なかでもバーという特殊な業態(水商売!)で働いているが、人間関係がすこぶる良好である。洋酒という比較的高価な嗜好品を扱っているためなのか、それとも、バーテンダーのなせる業なのか……。いずれにせよ、私はもう堅気の仕事には戻れないだろう。

Linux on Mac

Macbook Air 2015にXubuntuをインストールした。今までWindowsPCには度々、Linuxをインストールしたことがあったが、Macにインストールするのは初めての体験だった。

結論から言うと、実用レベルまでに持っていくまでに結構大変だった。Mac固有のキーマップやタッチパッドを動作させるのに、.Xmodmaprc.localなどの設定ファイルを書き換えた。今回はネットの情報を頼りにしたが、今後、LinuxをメインOSの一つとして使っていくためには、書籍などで体系的な知識を得る必要があると思う。

Linuxの良い所は、良くも悪くもソフトウェアに「完璧」を求めないことだと思う。MacやWindowsなどと違い、どのハードウェアにインストールしても初めは必ず不具合が出る。しかし、それを解決するために調べたり、手を動かすことが苦しくも楽しい。人は抵抗ある物に出会うと、それを乗り越えようとして格闘する。その過程で成長するのだ。Linuxを使うことで、私のIT知識・技術は飛躍的に高まるだろう。

結局の所、LinuxとMacの相性はそれほど良くないが、中古で状態の良いIntelMacを見つけたら、気まぐれに購入してもいいだろう。ハードウェアとしてのMacはなかなか魅力的であるし、チューニングとメンテナンスの結果、旧式のPCが再び第一線で活躍するのは、胸熱の展開である。

Xubuntu on Macbook Air 2015