正月2日目は、柴又の帝釈天に初詣に行った。キリスト者の私がどうして日蓮宗の寺院に参拝に行くのか、不思議に思われるかもしれないが、いろいろと事情があるのだ。
帝釈天は私の家から歩いて15分の所にある。そんな霊験あらたかな所に住んでいるのに、なぜ、池袋のチャペルに通っているのか。私達を救ってくれるのは、キリストであると確信しているからだ。
宗教的な前置きはこれくらいにして、正月2日目の初詣も楽しめたので、そのことを記そう。
午前10時はまだ参道に長蛇の列ができていなかったので、特に待つことなく、境内に向かって賽銭を投げた。また、御香の煙を頭に被っていると、聖餐の時に焚く御香を思い出した。私も自宅に香炉と線香を用意しているが、至高者は御香が好きらしい。
その後、おみくじを引くと、「凶」が出た。戦い甲斐のある一年と私は解釈した。気を引き締めて事に当たりたい。
参道では煎餅を齧ったり、樽酒を飲んだり、フランクフルトにかぶりついたりと、感覚的な楽しみに耽った。〆に食べた奉天のニラ玉餃子も旨かった。
また、心に留めて置くべきことは、連れ合いから誕生日プレゼントを貰ったことである。