BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

和解

1年くらい仲違いしていた人と仲直りした。電話で話しているうちに、いろいろな誤解が解けたと思う。彼が先に私に救いの手を差し伸べてくれた。私はただそれに縋ったに過ぎない。人として、私は本当に未熟だと思う。和解(赦し)は嬉しく、楽しい。キリストはこの心的/神的過程に知悉していたのだと思う。だから、人々に赦すこと、和解することを勧めたのだ。

今日は池袋で聖餐式の後に会食。教会という神に集う新しき社会は、ひとえに、貧しく、寂しい人々を助けるために存在する。そんな単純な事実に気づかされた。

その後、ジュンク堂に新聞の書評に取り上げる本を探しに行く。選択に難航する……。今後、ライター/ジャーナリストとして働き続けるためには、古典はもとより、最新のトレンドも掴む必要があると痛感した。毎週の礼拝に加えて、書店通いの習慣を己に課すことにしよう。