BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

私の修業時代

ある日の編集部の一コマ。

「兼子さんが以前、取材で迷惑をかけた作家さんがうちのTwitterをリツイート(これはもはや死語か)してくれましたよ」
と、隣の編集者のお姉さんが言った。

「それと、三浦綾子記念文学館もリツーイトしてくれている。この人、クリスチャンなのかしら?」

「私の思いと行いが通じたんじゃないですか。エヘヘッ」

記者修業と同時に、小説家修業、それらと並行して伝道者として修業しなければならない。どれか一つに絞れと言われるかもしれないが、これらは三位一体として緊密に結び合っているので、一つも欠くことができないのである。アーメン。