仕事が楽しい

10日ぶりに煙草を吸った。パイプとシガレットをそれぞれ一服。コロナやインフルエンザではないけど、咳と痰が酷かったので、自粛していたのだが、少し気持を落ち着かせたかったので、手を伸ばした。煙草に合わせる飲物はウイスキーではなく、安い赤ワインが良いという事実を再確認した(ウイスキーの風味はけっこう繊細なので、煙草と合わせると台無しになってしまう)。

このまま煙草を辞めてもよかったのかもしれないが、この嗜好品は自身の孤独と付き合うには是非とも必要になるので、今後も適宜用いさせて貰う。ただし、紙巻は手巻も含めて、いずれ辞めるかもしれない。パイプは最期まで手元に置く。

この頃、仕事が楽しい。自分が立てた企画が通ったことや、仕事を通じて人脈ができて、仕事が仕事を招き、ある程度自分の裁量で予定を組めることが大きい。私はこの新聞記者ジャーナリストの仕事が心底楽しいのだ。仕事が楽しいと、人生が楽しい。私は今、このシンプルな事実を確信している。

軽躁だと思う。もう2週間、抗精神病薬を飲んでいない。睡眠時間も短い。躁の時は強気だが、けっして気持の良いものではない。顔つきも険しく、攻撃的で、尋常ではない。どこまでもしっくりこない所が残るのである。

しかし、私はこの躁と鬱を含めて、この人生を楽しみたい。過失や後悔は多いかもしれないが、凡夫の私に託された細やかな仕事に努めたい。