山のような洗濯物を
腕を組みながら見ていた
恋人がほしいとここで
思っちゃいけない槇原敬之「SELF PORTRAIT1」
出勤前に掃除をしている。
生活よりも技芸を優先していると、当然、仕事はそれなりにこなすのだが、どうしても生活感が希薄になってくる。
結婚をして、所帯を持てば、多少、改善されるのかもしれないが、そうすると、家事労働の負担を相手に押し付けることになる。そもそも結婚して問題を解決しようとするのは根性が腐っている。ちゃんとした大人は一人で自立しているのである。
結局、生活を置いてきぼりにして、仕事に集中したいのだろう。私の私生活なんて、惨めなものである。仕事中毒になれば、己の生を虚しくできるのだが。
- JASRAC許諾済。↩