今はただ、家でも会社でも一日中原稿を書けることが嬉しい。
会社のPCに私が愛用しているテキストエディタ Kateをインストールした。最新バージョンで、いろいろと機能が追加されていたので、最初は戸惑ったが、自宅のPCと同じ設定を適用したのですぐに慣れた。会社と自宅で同じ執筆環境を構築できると、仕事をしていて気持がいい。だが、会社のPCは管理が厳しいので、好き勝手にソフトウェアをインストールできない。ひととおり業務に慣れたら、PandocとTeX Live、そして、UbuntuあるいはDebianのインストールを申請しよう。あと、Emacsも忘れずに。
禁酒2日目。4/9に洗礼を受けるまで、酒を口にしないことに決めた。宗教的な理由ではなくて、単純に体調を整えるためだ。ヴァイオリニストの友達も言っていた。「今まで無茶苦茶やりすぎたんだよ」酒の代わりに薬を飲む。デエビゴという睡眠薬だ。服み心地はマイルドなので、ヘビーユーザーにとって物足りないかもしれないが、血中半減期が約50時間の割には、翌朝目覚めた時のキレがいい。まあ、無いよりマシだろう。この間に胃腸と肝臓、そして脳を休ませる。
今後、私は記者として、どのようなスタイルで仕事をするのか分からないが、なるべく会社の仕事(原稿)は自宅に持ち帰らないようにしたい。私生活を守りたいだけではない。会社と個人、双方の領分を守りつつ、並行して仕事を進めていくためだ。
帰路、新聞記事の文体を忘れて、自身の思考をクリアにするために、総武線の車内で文語訳『聖書』を読む。
キリストは自由を得させん為に我らを釋き放ちたまへり。されば堅く立ちて再び奴隷の軛に繋がるな1。
- 『ガラテヤ人への書』5章1節。↩