よく寝た、と思って起きたら、午前3時。薬のせいなのかはよく分からないが、この頃は睡眠相が乱れに乱れて、2時間ごとに覚醒、睡眠を繰り返している。神経が興奮しているのだろう。新しい仕事、新しい職場に慣れるまでの辛抱か。まあ、このままショートスリーパーでもいいですよ。家でも会社でも書きまくりますからね。本を読んでいる暇がない。時間が足りないんだ。
肩と首のハリ、コリはいまだ続いている。職場でも定期的にストレッチをしているけど、根本的な解消にはならない。会社の椅子が低いんじゃないかな(時代を感じさせる古き良きオフィスチェアで気に入っているのだが)。いずれにせよ、運動をする、飲酒をする(?)などのセルフケアは必要だろう。ウイスキーを飲むと、緊張がほぐれるので、ほどほどの酒は健康にいいのだろう。
以前、職場では文章の行頭に全角スペースを入れる悪しき習慣があるとごちたが、原稿をひとつ書き上げるたびに全角スペースをポンポンと入れていくのは苦痛以外なにものでもないので、何かいい方法がないかと試行錯誤をしていた。
私はふだん、テキストエディタで執筆/編集しているので、その検索/置換機能は折り紙付きだ。そうだ! 正規表現だ。これで行末の改行コード\n
を特定して、その直後に全角スペースを入れればいいんだ。また、LaTeXとMarkdownの記法に馴染んでいる私は、段落ごとに1行空ける習慣があるのだが、会社の記法では完全に行を詰めている(ゆえに段落を表現する手段が全角スペースなのだろう)。空行の削除、追加も正規表現を使えば一発でできる。これで自宅でも職場でも快適に執筆/編集することができる。全角スペース、恐るるに足らずである。
しかし、こんなふうに自分と異なる執筆スタイルに合わせられるようになったのは、今までの研究、実践の賜物だと言いたい。私は老人ホームの介護職から新聞記者に転身したが(直近の1年間は個人で執筆活動をしていたが)、それは第三者から見れば余りにも劇的に見えるが、私の脳裡にはつねに執筆のことがあった(そのために「心ここに在らず」になることもしばしばだったが、それはご愛敬www)。老人ホームで介護をしていた雌伏の期間、私は密かに鍛錬を続けていたのだ。