坊主バー

一昨日の夜、同僚と仕事終わりに飲みに行く。四ツ谷荒木町の焼きトン屋へ。美味であった。

2軒目はかの有名な坊主バーに。真言宗の僧侶がマスターをやっているこの店は、2時間に1回、お勤めの時間(お経を読む)があるなどイベントも充実している。読経の際はプリントも配られるから初心者でも安心だ。私は読み上げたり、唱えたりするのに慣れているから、抵抗はなかった。

vowz-bar.jp

お店の人と談笑しながら、仏教(特に浄土真宗)とキリスト教の共通点を探るなど、けっこう勉強になった。いやぁ、酒場で、カウンターで堂々と宗教の話ができるのは幸福なことである。苦界の中のオアシスに感じたナ。家の父方の実家の旦那寺は浄土真宗だったから、私はこの宗派に何かと縁があるかもしれない。

私はキリスト者として、他の宗教、他の宗派を学ばなければならない。隣人となりびとを愛するとは、そういうことなのかもしれない。異文化理解、多文化コミュニケーションを叫ばれる昨今であるが1、そういうのが自然にできるといいな。

最後に坊主バーのマスターも出演しているYouTubeのチャンネルを張っておく。


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  1. ちょっと古いか。現代のトレンドは「多様性」? いずれにせよ、広告代理店のキャッチコピーじみていて嫌な概念だ。