BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

魂の夜

二日酔。己の愚行と罪業を思うと嫌になる。鬱になる。私は今、魂の夜に置かれていると分かった。

ライターは生業として、手堅い商売として、死ぬまで続けるつもりなので、3年、5年、10年と続けることで、自分の仕事、自分の業にしていきたい。

ただし、文学アーツを忘れてはいけないので、今後10年、20年、アーティストとしての自分を育てていくこと。この頃、文学を書くことはおろか、読むこともしていないので、自身の生活にちゃんと文学を注いであげること。種を撒き、水を遣らないと、芽はでないのである。

ジャーナリストとしての自分には絶望している。私にも多少のサービス精神や、紙面を作る意識があるが、それにもかかわらず、私の読書と執筆はどこまでも自分中心に回っているので、ジャーナリストには向いていないと思う。そこが本来の意味のライターとの大きな違いである。私は自分の自我エゴの強さに驚愕した。

エヴァンジェリストとしての私は、聖書を読み、教会で活動していれば、勝手に成長するので、心配しなくていい。才能は賜物ギフトである。神の御心に従うつもりで、ノンビリ頑張りたいと思う。