存在様式

明らかにサラリーマンに向いていないと感じる。近頃は職場で笑うことが少なくなった。会社は笑う所ではないが、笑わない奴は仕事ができないと相場が決まっている。

入社1年で人脈と情報の連関つながりができたので、ようやく仕事ができるようになったが、このままでは私は仕事ができない人に成り下がるだろう。健康にも支障を来たすかもしれない。

年度末とは言わず、今、私が編集を担当している著者の原稿を仕上げた後は、潔く身を引いた方がいいのではないか。私は大手の新聞記者を尊敬しているし、それなりに過酷な現場で仕事をしていると思うが、サラリーマンとジャーナリストは矛盾する存在様式である。私は今、自分で自分を救う段階に来ている。