永遠の学生

職場の同僚と酒を飲んだ。シフト制なので、普段、一緒に酒を飲むことがないので貴重な機会だった。瓶ビールを手酌でゆっくりと飲んだ。

私は自分で思っている以上に、他人からどう見られているかを気にしているようだ。そして、わかったことは、私はやはり、「僕」「ぼっちゃん」であることだ。自分では社会の荒波に揉まれて、それなりに鍛えられているつもりでも、書生っぽさ、学生気質が抜けないらしい。職場で休憩中、本を読んでいたら、「お、学生」と言われたことがある。大学とは疎遠になってしまったけれども、私は永遠の学生なのかもしれない。