魂の故郷

夜勤二日目の夕。今日は抗精神病薬に加えて、頓服で睡眠薬を飲んだから、昼間でもよく眠れた。8時間は寝た。寝酒をするよりも、睡眠の深さは桁違いである。こんなふうに薬を上手に使いながら、生活の質を高めていきたい。

いまはチョコレートを食みつつ、コーヒーを飲んでいる。この文章を書きながら、秋の情緒を楽しんでいると同時に、冬の予感を察知している。私は12月に生まれたから、冬に精神的なふるさとを感じているのだろう。夏の陽気はずいぶん後に知った。冬の憂鬱こそが私の故郷であり、本質であるのだ。