白と黒

今夜は禁酒して、夜、コーヒーを飲んでいたのだが、そのためだろうか。まったく眠れない。

やっぱり、根が神経質な私は、多少のアルコールによって、神経を麻痺させた方がいいのだろう。それに代償が伴うとしても、致し方ないと思う。生きるとは汚れることだ。これからも適宜アルコールを摂取し、興奮、鎮静しながら、楽しく生きたいと思う。

午前1時。寝酒にサントリー・ホワイトを飲む。いつもの光景である。この頃は角の値上がりを受けて、ホワイトが売れているという。酒屋のみならず、量販店でホワイトを置く所も増えた。良い傾向である。

先日、小岩のBar Jamで飲んでいたら、バーテンダーの長谷川さんの常備酒は、ジョニーウォーカー・ブラックラベルと聞いた。落ち着いた、優しい味わいが好みだという。以来、むしょうにジョニ黒に憧れるようになった。大人の酒という感じである。確かにサントリー・ホワイトも歴史があるし、今では知る人ぞ知る、いぶし銀の銘柄だけど、安酒ゆえの荒削りの若さがある。もう少し細かく言えば、モルトではなく、グレンが主張している。これはこれで魅力ではあるが……。

一応、転職も成功したので、手頃な安酒だけでなく、高嶺の美酒を自宅で味わいたいものである。