編集者

小説や短歌は書くべきだと思うが、今後、自分の中の文学趣味を捨てようと思う。つまり、それは私の文学者ライターとしての存在可能性を捨てたことを意味する。文学に執するより、私は編集者ジャーナリストとして、政治学、哲学、神学を横断的に書き記す方が向いていると思う。これは芸術を捨てて、学問に移ることを意味しない。芸術には忍耐と快楽が必要だし、学問はそれ以上の禁欲を要求される。私は専門的、体系的に学問をするには既に歳を取り過ぎている。しかし、学び続ければ、何かしら書き記すことができるはずだ。先の言と矛盾するが、私はジャーナリストとして、政治学、文学、神学を専門にしたい。介護はどうするんだと思われるかもしれないが、介護は私に消し難い刻印(傷)を残したが、それはすでに過去の経歴である。