あなたがたは、今悲しんでいる。しかし、私はまたあなたがたに会い、あなたがたの心は喜びに溢れる。その喜びを誰も奪うことはできない。
『ヨハネによる福音書』16:22
単純で力強い言葉だ。キリスト教の文脈だと、イエスの復活、再臨の時を指しているけど、特定の宗教に限定されない、普遍的な言葉だと思う。『ヨハネ傳福音書』を読むと、キリスト教ないしイエス・キリストの本質は喜びだと分かる。悲しい時にこれを読むと、癒され、強められる。これだから、『聖書』を読むのを止められない。
今週からすごく忙しい。仕事にケチを付けられて、落ち込む日もあるけど、時には愉しいことがある。難癖付けてくる奴は私のことを知らない人間だ。私の理解者は必ずいる。ひとりじゃない。「信仰とは出会いだ」とカール・バルトは言ったが、『ヨハネ傳福音書』はそう思わせてくれるのだ。