BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

懦弱と自由

数日間、ブログを更新していなかったけれど、けっしてブログのことを忘れていたのではありません。他にライティングの案件があり、それに注力していたら、書きそびれてしまったのです。単価は低いのですが、継続してご依頼いただけているので、有り難いことです。そして、何よりも書いているという事実が、私を絶望から救っているのです。

正直、疲れていました。近頃、私は激しく滅形を感じていたので、東京の生活を引き払って、福島に遁走してしまおうと思ったけど1、まだ東京で文士ライターとして頑張っていこうと思い直しました。究極的に人を支えるのは愛ですが、今では仕事とそれがもたらす自由は、人を懦弱から立ち直らせてくれるものだと理解しています。

今まで少々肩肘張って書きすぎたのかもしれません。まったくないと言えば嘘になりますが、ブログには名誉も金銭もほとんど期待していませんので、もっとお気軽に書こうと思います。やっぱり、時間を見つけて毎日書くのがいいですね。ライティングの仕事に疲れた夜に、近況報告、生存報告のような形でブログを更新したいと思います。


  1. 所謂「故郷への追放」。