BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

幸運ヲ祈ル

「あなたは大学を出ているのに、それを少しも鼻にかけない。あなたは真面目に仕事をしている」

昨日、お客さんに言われた言葉だが、これに先立って、こんな会話のやり取りがあった。

「**さん、私、もうすぐこの仕事を辞めてしまいます。もと居た出版に帰りたい。そこで執筆と編集に専念したいんです」

「あなただったら成功するよ」「私もそう思います」「幸運を祈ります」

今の職場はお客さんは善いが、同僚が酷い。この業界に入ってきたときから分かっていたけど、もう我慢の限界だ。燃え尽きてしまった。

転職を急ごう。