不眠と孤独

午前3時。小田和正(オフコース)の「眠れぬ夜」を聴きながら、このブログを書いている。

アリピプラゾールの副作用のせいか、それともアルコールのためか、あるいは日中、パソコンのモニターを凝視し過ぎたためか、就寝後2時間で目が覚める。ショートスリーパーは結構だが、さすがにこれは閉口だ。脳が興奮しているのだろう。

7時までにあと何時間、眠れるのだろうか。

会社の仕事は面白いし、仕事を通じて学ばせて貰っているのだが、それだけでは満足できない私がいる。それは出版、介護、教育……何をしていてもそうなのである。たった一人で課外活動をせざるをえない。「足るを知る」という麗しい言葉があるが、私はそれからもっとも遠い人間である。

会社(社会)の仕事から遠く離れた所で、「自分」というものを確保したくなる。これはやはり、自我エゴの為せる業である。しかし、それが結局、私を長いスパンで助ける拠所になるのだ。教会に属していようとも、私は普通の人々に比べて、どこか孤絶した人生を送ると思う。しかし、それが同時に私の行動の核なのだ。