BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

もっと光を

数日間、部屋の雨戸を閉め切って、ドストエフスキー『地下室の手記』を読んでいたら、具合が悪くなった。昼夜逆転し、1日1食しか食べず、布団で臥床している時間が増えたためだが、恐らく、脳内のドーパミンが減少し、鬱に転じたんだと思う。日中は陽の光を浴びて、生活リズムを安定させよう。

しかし、躁鬱病とはいえ、放っておくと、鬱に落ち込みやすいんだと思う。頓服ではなく、毎日・定時に薬を飲んだ方が良いのだろう。手元にアリピプラゾール 6mgがあるが、3ヶ月くらい飲んでいない(会社に勤めている時も最後の方は飲んでいなかった)。昨日、一昨日、12mgを飲んだが、睡眠が不安定になって、あまり効果を実感できなかった。主治医の見立てどおり、6mgを飲んで、一寸気分を持ち上げた方がいいのだろう。血中濃度を安定させるためには1週間ぐらい時間が必要だし、私の場合、この薬を飲むと、その分、睡眠時間が短くなるので、その分、働くことになるだろう。