BOOKMAN

TAKASHI KANEKO

作品と人生

われらはひかりをのぞめどくらきをみ
光輝かがやきをのぞめどやみをゆく

『イザヤ書』

ゾシマ長老がアリョーシャに掛けた言葉を思い出す。「お前にはキリストが付いている。キリストを守りなさい。そうすればお前も守られるのだから」

就活にかまけて、創作していない悲しむべき状況にある。せめて一日1時間は机の前にじっくり腰を降ろして、執筆に励みたい。履歴書や職務経歴書はじゃんじゃん書いているが、それはまた別の話だ。

短歌の生産高が圧倒的に少ない。今の気持を詠めば相当な作品ができると思う。私には今こそ短歌が必要なのだ。歌を詠むことで救われる人生もあるはずだ。