仕事柄、テキストエディタの画面を視ることが多く、眼球が疲れやすくなってきたような気がする。実際、目の奥が痛いし、先日、健康診断を受けたのだが、両目の視力が0.6を切っている。4年前は1.5をキープしていたのに。
眼球への負担を少しでも減らすために、また、気分転換のために、テキストエディタの配色をダークモードに切り替えた。ターミナルの配色に合わせたかたちだ(なんだか新聞記事の文体になってきた)。昔、プログラミングの勉強をしている時は、形から入りたくて、テキストエディタの画面を真っ黒にしていたのだけれども、結局、テキストの視認性を優先するためにライトモードに切り替えた。でも、白くて明るい画面を凝視し続けるのは、結構しんどい。ダークモードの方が目に優しいのだろうか、どうだろうか。科学的な裏付けもあるような気がするけど……。
この頃、家に仕事を持ち帰ることが増えてきた。自宅で原稿を書くことは少ないけれど、主に資料の読み込みや取材の準備をしている。こうして生活が仕事のために組織化されていく。それまで現場で、時間で区切られていた労働を強いられていた私にとって、それがむしろ心地よい。記者、編集者など自由業の生活はこういうものです。たとえ、手を動かしていなくても、46時中仕事をしている。公私混同できる人が勝つ。むしろ、それができない人は辞めていく。ワークライフ・バランスがどうこうと愚痴をこぼしながら。