BOOKMAN

Takashi Kaneko

深夜のステア

昨夜はアルバイトが終わった後、自宅で連れ合いと一緒にジントニックとペルノトニックを飲んだ。ベースのジンは瀬戸内の檸檬と甘夏。トニックやソーダで割ってあげると、美味しくなる柑橘系のクラフトジンだ。乳化して白濁するのも見ていて楽しい。

ペルノはアブサンの代替のアニス・リキュールだが、Alc40%なので、ストレートで飲んでもいいし、カクテルのベースとしても使いやすい。ニガヨモギ似の濃厚な風味が舌に残るので、最後のデザートドリンクにちょうどいい。

バーテンダーをしていて良かったことは、自宅で作るカクテルが美味くなったことだ。単純にジントニック、ハイボールを作るだけでも、メジャーカップを使ってちゃんと計量しているので、味にムラのない、美味しいお酒を自他に提供することができる。読者諸氏も自宅でカクテルライフを楽しんではいかがだろうか。