昨夜、介護についての記事を納品した。原稿のボリュームは約5,000字。不慣れな「です、ます」体で、自分でもよく書いたと思う。原稿料はそれほど高くないが、記事は記名される可能性がある。実績になるので、継続して頑張りたい所だ。
しかし、ライティングの業務委託をしていて思うのは、このビジネスモデルでは食ってはいけない、ということ。収入は正社員、派遣社員の方がいいだろう。時間と場所の自由と引き換えに報酬は少ない。私の場合、遅筆で特定の分野しか書けないので、あまり多くの仕事を引き受けることができない。自分で仕事の量を調整しなければならないのだ。
結局、自分で企画を立てて、自分の責任で本を執筆・編集・出版しなければ、今後は立ち行かなくなるだろう。手っ取り早く金になる仕事ではないが、その過程にしか自由はないと思う。
そのために経済的に困窮することなく、安心して仕事をするためには、副業が大切になってくる。バーテンダーという職業は、浮気な水商売に聞こえるかもしれないし、実際、その側面は否定できないが、私にとって酒場は社会保障である。堅実さにはやや欠けるが、健康保険にも入れるので、生活を守ってくれるのである。今後、ライターの仕事が増えたとしても、私はバーテンダーの仕事を続けていくことだろう。