BOOKMAN

Takashi Kaneko

喉が乾く

昨夜は連休最終日にも関わらず、お客様の入りは良く、盛況だった。

喉が乾く。

仕事中、小用に行くのを減らすため、水分を摂るのを控えている。頭がクラクラし始めたら水を飲むようにしているが、それでも喉を湿らす程度だ。

喉が乾く。

仕事上がり、乾きと飢えを癒やすために、有楽町の吉野家に向かう。途中、駅前のセブンイレブンを通り過ぎるが、屋外で缶ビール、缶チューハイを片手に酒盛りをしている連中がうるさい。空き缶とタバコの吸い殻で、街を汚している奴等を、私は本当に軽蔑している。若者が多いが、中年のサラリーマンがその輪に加わっていることもある。いい歳をして、みっともないと思う。店で飲む金がないのか。

喉が乾く。

電車の中では、疲れて放心していた。小岩駅に着く。自宅まで歩いて20分。今夜は酒場に寄らずにまっすぐ帰る。

喉が乾く。

帰宅すると、水を駆けつけ2、3杯飲む。スーツを脱いで、酒も飲まずに、そのまま布団に横になる。眠る。

喉が乾く。

明け方、目が覚めるが、体が怠い。二度寝をする。悪夢を見る。9時に目を覚ます。

喉が乾く。

鼻が詰まって、時折、咳が出る。軽い夏風邪を引いたのだろう。怠いので、再び横になる。

喉が渇く。