BOOKMAN

Takashi Kaneko

子供の頃は夢などほとんど見なかったが、中年になると眠りが浅くなるのか、ほぼ毎夜夢を見る。もちろん、深く眠っているノンレム睡眠もあるが、全体の3~4割程度だろう。それ以外のレム睡眠で夢を見る。なので、私は睡眠の多くの部分を、無意識が表出する状態で過ごしている。夢は私の密かな不安、願望、期待、希望を反映しているので、私は夜、一人で第二の現実を生きていることになる。繰り返し夢を見ることを通じて、私たちは現実に決意を固めている。人生、仕事の選択は、目覚めている昼間に行われていると思うのは、意識の大きな驕りである。私たちは重要な決断を実は、夢の宣託に基づいて行っているのだ。

この頃、見ている夢の大半は、会社の仕事に関係があるというのは、それが私にとって大きな現実を為しているからだろう。やはり、今勤めている会社は私にとって、存在感が大きいのだ。最近は教会が霞んで見えるのは事実である。5年後、10年後、どのような仕事をしているか分からないが、私が個人以外に、組織で働くことを重視しているのは確かなようだ。